Wubi 9.04 | Vaio type P

Vaio type P に Mac OS X を載せようとあがくこと数回。その度に Ubuntu の領域を犠牲にしてきました。今回も結局うまくいかずに、Ubuntu 9.04 正式版の再インストールに取りかかることになりました。

インストールはまた wubi から。最初は普通にやってみたのですが、iso ファイルをダウンロードするステータスがいつまで経っても 70時間も残っている。。日が暮れるどころの話ではないので、もう一度トライするも同じ状態。

wubi の Q&A を確認すると、wubi.exe と同じディレクトリに同じバージョンの iso ファイルがあれば大丈夫ということで、Ubuntu のダウンロードページから Desktop Edition の iso ファイルをダウンロードして wubi と同じディレクトリに保存しました。

この状態で wubi.exe を起動すれば、遅い iso のダウンロードがスキップされてインストールが始まります。その後は問題なくインストールできます。

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Ubuntu 8.10 -> 9.04 Beta upgrade | Vaio type P

最近、type P もご無沙汰気味だったので、昨日リリースされた Ubuntu 9.04 Beta へのバージョンアップを試しました。元々は wubi でインストールされた 8.04 だったのですが、面倒なのでAlternate CD の ISO イメージからバージョンアップを試しました。

Ubuntu 9.04 Beta | Jaunty Jackalope

  1. ubuntu-9.04-beta-alternate-i386.iso をダウンロード
  2. ISO イメージをマウント。 sudo mount -o loop /media/MS8GB/DOWNLOAD/ubuntu-9.04-alternate-i386.iso /media/cdrom0
  3. cdromupgrade を実行してアップグレードを開始。  sudo /media/cdrom0/cdromupgrade
  4. GUI でアップグレードを実行

特に問題なく、インストールも完了。基本的には、xorg.conf も8.10のままで起動しました。

ubuntu904_typep

ubuntu 8.10 on Vaio type P

Vaio type P の再セットアップついでに、Ubuntu のDual bootにしてみました。
Windowsが6年振りなら、Note PCにLinuxを入れるのも6年振り。 

  • Recovery DVDでパーティションを区切り、ついでにRecovery領域を削除
  • Vistaをリカバリ
  • wubiでDドライブにUbuntu 8.10をインストール
  • 解像度の低さと輝度調整が効かない以外は概ね良好
  • Xorg を編集して解像度を1600×768に更新
  • LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update を実行してホーム以下の日本語ディレクトリを英語に。
  • update後にzsh等を入れて一息

商用UNIXは多少知っていても、Linuxは素人。かなり苦労しました。
ただ、これだけではMobile PCではない! ということで、E-Mobile (D01HW)の接続にトライ。
Googleで調べまくって色々な方法を探るものの失敗だらけ。結局、gnome-ppp を
使用する手段でなんとかうまくいきました。

  •  gnome-ppp をインストール (コマンド忘れました..)
  • sudo gnome-ppp で起動 (一般ユーザだとpppdが言うことを聞いてくれないので)
  • 後は通常の emobile の設定をしてあげる
  • GUIメニューからもgnome-pppが起動できますが、上述の理由で sudo で起動する
  • 接続を始めてからそこそこ時間がかかりますが、問題なく接続できるようになりました。

gnomepppgnomeppp_setup

 
スピードはチェックし忘れていましたが、これでUbuntuを持ち出す準備ができました。
来週あたりは、サスペンドや輝度の変更、デスクトップのカスタマイズに手をつけます。 

しかし type P に Mac OSを載せるような苦労がしたいものです。