Xperia Z Ultraと同時期に発表されていたBluetoothハンドセット SBH52 を手に入れました。日本ではまだ発売されていませんので、もちろん輸入品です。詳しい機能はSony Mobileのホームページに載っているので割愛しますが、いくつか感想と気になったところをメモしておきます。

Sony SBH52
SBH52のマニュアルは以下のURLから参照する事ができます。
http://www.sonymobile.com/global-en/support/accessories/smart-bluetooth-handset-sbh52/
※ 日本語のマニュアルも準備されています
外観
Xperia Z Ultraがしっかりとした作りだったので、一緒に比較すると少し安っぽくみえます。また、表面のパネル部分はテカりやすいです。ハンドセットとして使用する際はこのテカりやすい部分にスピーカーがあるので、毎回拭かないといけないかもしれません。
操作性
最初のペアリング以外のマニュアルは同梱されていません。上のURLからたどれるマニュアルをみるまでは分かりづらかったです。
マルチペアリング
対応しています。ただし2台まで。3台目を登録すると1台目が消去されます。今は、iPhone 5とXperia Z Ultraを登録していますがどちらでも使えています。マルチペアリングの際は、どちらの機器をプライマリに設定するかなどをSBH52側で選択する事ができました。NFCでのペアリングは流石に便利の一言。
通話音質
正直よくわかりません(笑) 通話に音質を求めていませんが、普通に話はできました。
ハンドセットとして
サイズ的にはちょうど良さそうです。ただ、ブザーっの様な色々な音がスピーカーから鳴るので静かなオフィスやホテルなどでは使用を遠慮したくなります。電話の着信音は鳴りませんがバイブなどもないので、携帯電話本体で着信を気づいてSBH52で受信する必要があります。Xperia Z Ultraを鞄の中に入れている状態でもSBH52だけで電話を受けられればいいのですが、まだまだ私が使いこなせていないだけかもしれません。
Bluetooth ヘッドセットとしての音質
Audio-Technicaのヘッドホンアンプ内蔵 Bluetoothレシーバー、AT-PHA05BTと比較すると良くないです。ちなみに、イヤホンで音楽を聴いている最中にイヤホンを抜いてもスピーカーから音楽が鳴り続けるので注意が必要です。iPhone/iPodの様に自動的には止まってくれないので、音楽を止めてからイヤホンを抜きましょう。
FMラジオ
今回入手したSBH52は周波数87.5MHz〜108.0MHzの間でしか受信できなかったため、日本でのFMラジオとしての使用はできませんでした。
3時間程触った感想は以上の通りで、残念ながら期待には届いていません。今後ファームウェアのアップデートなどで使い勝手が良くなる事を期待しようと思います。まだまだヘッドセットでは世の中から冷たい目で見られがちな日本ではハンドセットは中間的位置づけで受け入れられやすいと思うのですよね。
追記.
“SBH52 バイブ” で検索して来られる方が多いので記載しておきますが、残念ながらSBH52にバイブは搭載されていません。携帯電話本体を鞄の中に入れておいて、着信時にはポケットに入れたSBH52でスマートに電話をする事をイメージしている方もいらっしゃるかもしれませんが、現時点では音が鳴るのでイメージ通りにはいかないかもしれません。
(2015.12.26 追記)
いつの間にかSBH54が海外で発表されていますね。
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