Mac | SSD向け設定 for Mountain Lion

過去にMacBook向けの設定をまとめたのですがMountain Lionになったり元々SSDが搭載されている機器が増えて来たので、改めてまとめ直します。注意点としては、基本設定を修正するので設定は自己責任でお願いします。

1. hibernatemode を OFF にする

こちらで書きましたが、MacBookシリーズ(無印/Air/Pro)はスリープする際に、メモリの中身をディスク(SSD)に書き出します。これによって、スリープ中に電池がなくなっても、ディスク(SSD)内から起動状態を回復する事ができるためです。ただ、そのために一度スリープさせるだけでメモリ容量分のデータをディスク(SSD)に書き込むことになり、さらにメモリ分のスリープイメージをディスク内に保存します。8GBメモリを搭載したMacBook Airならば、8GB分のスリープイメージが /var/vm/sleepimage に保存されている事になります。

電池がなくなるまでスリープさせても問題ない場合や、少しでもディスク容量を無駄にしたくない場合にはhibernatemodeをOffにしてあげます。この操作は基本的にターミナル (ターミナル.app)を使用します。

pmset -g コマンドで設定を確認します。

% pmset -g

hibernatefile /var/vm/sleepimage <<<< …
hibernatemode 3 <<<< …

hibernatemodeをOff (0)にします

% sudo pmset -a hibernatemode 0
Password: <<<< Warning: Idle sleep timings for “Battery Power” may not behave as expected.
– Disk sleep should be non-zero whenever system sleep is non-zero.

% pmset -g

hibernatemode 0 <<<< …

sleepimageを削除します

% cd /var/vm
% ls -la
-rw——T 1 root wheel 8589934592 1 29 21:57 sleepimage <<<<< これがsleepimage! … % sudo rm sleepimage password: 2. Sudden Motion Sensor [SMS]を停止 (機種によります) HDD搭載機にはSudden Motion Sensorという、衝撃を検知した際にHDDのヘッドを保護する機能が備わっていました。ご存知の通り、SSDにはヘッドがないのでこの機能は必要ありませんので停止します。 ※ このSMSは最近のSSD搭載が前提のMacBook AirやRetinaモデルにははじめから設定されていない様なので、pmset -g で sms がなければ下記を実行する必要はありません (MacBook Pro 15 inch Retina Mid 2012, MacBook Air 11 inch Mid 2012 にはありませんでした) % sudo pmset -a sms 0 3. ハードディスクのスリープをOffにする 最近はほとんど聞きませんが、ハードディスクをスリープさせる機能でSSDがハングする事があったようなので、”システム環境設定” > “省エネルギー” > “可能な場合はハードディスクをスリープさせる”のチェックを外します。

energy_save

4. Time Machineのローカルスナップショットを無効にする

Time Machineをオンにしている場合、Time Machineのバックアップ先のディスクへアクセスできない場合に備えて、ディスク(SSD)内にローカルスナップショットが作成されます。本来はそのローカルスナップショットを使って、バックアップ先に接続ができるようになったらバックアップをとる仕組みなのですが、sleepimageと同じく書き込みが多いのと、容量を多く喰うので無効にします。

この設定もターミナルで実行しますが、Time Machineの設定で設定を確認する事ができます。
設定前は以下の様に、”ローカルスナップショット (領域に余裕がある場合)”が表示されています。
Time_Machine_Before-4

% sudo tmutil disablelocal

このコマンド実行後にTime Machineの設定を確認すると先ほどのローカルスナップショットの項目が消えます。
Time_Machine_After

ただ、面倒な事にTime Machineを一度切ってまた入れるとこの設定がもとに戻る様です。必要に応じて改めて設定してください。

5. Trim Enablerの導入 (オプション)

Appleの純正SSDを使っている場合には、SSDのパフォーマンスを落とさない様にするTrimという機能が有効になっているのですが、HDDから入れ替えた場合など他社製SSDの場合には、Trimは有効になっていません。そこで、Trim Enablerをダウンロードして使用します。

6. SpotlightでのSSD検索を無効にする(オプション/非推奨)

Spotlightはあらゆるファイルにインデックスをつけていくので、その分Read/Writeが発生します。それも嫌な人はSpotlightの対象からSSDを丸ごと外す事でインデックス作成を止める事ができます。方法は、”システム環境設定” > “Spotlight” > “プライバシー” > +ボタンを押して SSD 丸ごとを検索除外に設定する事で、インデックス作成ができなくなります。

私はSpotlightを使うのでこの設定はしていません。

7. その他

SSDにして早くなったからといって、無闇矢鱈とベンチマークをしない方がいいそうです。ベンチマークは計測のため、SSDにも大量の読み書きをしますので、若干ながらSSDの寿命を縮める事になります。とはいえ、数字で実感したくなる快適さですよね、SSDは。

2008年頃から同じSSD (SLC 64GB/Samsung MCCOE64G5MPP-OVA)を3台のMacBookシリーズに載せて使い続けていますが、何の問題もなく2013年1月まで動いています。SSDの寿命は突然訪れるものなのでしょうか? 未体験の領域なので、この先が楽しみです。

Reference:
– Optimizing Mac OS X Lion for SSD | Martin’s Weekend Coding

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