Mac OS 10.6 (Snow Leopard)でのルート(root)ユーザを有効にする方法を改めて思い出したのでメモします。rootはUNIXの世界ではそのコンピュータ上のすべての権限を有するユーザなので、操作には注意が必要です。
(追記. Mac OS X 10.8 (Mountain Lion)でも同じ方法でrootを有効にする事ができます)
- Mac OS 10.6 では(以前も以降も)、root はデフォルトで無効にされています
- 使用する場合は Directory Utility で有効にする必要がある
- Directory Utility.app を起動
– Terminal.app で $ open /System/Library/CoreServices/Directory\ Utility.app を実行
– Finder で /システム/ライブラリ/CoreServices/ 以下の”ディレクトリユーティリティ.app” をダブルクリック
- ウィンドウ左下のカギマーク “変更するにはカギをクリックします” をクリックしてユーザの認証パスワードを入力
- “編集” から “ルートユーザを有効にする” をクリック。初めての場合にはルートのパスワードを設定する画面が表示されますので入力
Mac OS はこの手の方法もバージョンで微妙に変わったりするので、いざという時に探してしまいますね。