“Mac OS X 10.6 + HDL4″での設定です。以降のバージョンでは動作しない可能性がありますのでご了承ください。
Time Machine には外付け Firewire HDD を使っていましたが、いちいち電源を
投入するのも面倒で、 気づけば Snow Leopard (10.6)にしてからバックアップの
ない状態で使っていました。
余計なものを机の上に置きたくないので、 NAS で使っている IO DATA の
HDL4 (2TB/RAID 5) に Time Machine を設定することにしました。
※もちろん Apple に正式サポートされた方法ではありません。
手順:
- Time Machine が有効になっている場合には Off にする
- 下記のコマンドをターミナルで実行して Time Machineのディスクチェックを
無効にする (最初の $ は不要)$ defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1
- ディスクユーティリティ (/Applications/Utilities 以下にあります) を起動
- ファイル > 新規 > 空のディスクイメージ… をクリック
- バックアップ用のスパースイメージを作成
– 名前: <hostname>_<en0のMac Addressから”:”を外した12文字>
(ex. Mac15_001122334455)
– 場所: 任意。デスクトップが楽かもしれません
– 名前: 任意 (ex. TIMEMACHINE_IMG)
– サイズ: ここではデフォルトの 100MB のままで OK
– フォーマット: Mac OS X 拡張(ジャーナリング)
– 暗号化: なし
– パーティション: ハードディスク
– イメージフォーマット: スパースバンドル・ディスクイメージ - HDL4 をマウント
- 5.で作成したディスクイメージをマウントしたHDL4のトップにコピー
- 7. でコピーしたディスクイメージをダブルクリックしてマウント
- ディスクユーティリティの左側に今回マウントしたディスクイメージを確認し、
“取り出し” をクリックしてアンマウント
(5. で作ったコピー元のディスクイメージは消して構いません) - バックアップがとれるサイズに変更するため、xxx.sparcebundle イメージを
選択した状態で “イメージサイズを変更” をクリック - バックアップ元のサイズから計算して x1.5 ~ x2.0 位の大きさのサイズを決めて、
サイズを変更します。ここでイメージサイズ・パーティションの両方同時の
変更がうまくいかないので、まずはイメージサイズを変更して、もう一度
マウントしてからパーティションを切り直すことでうまく行きました
(ex. 400GB) - Time Machine の環境設定を開いて、”ディスクを選択” から HDL4 を選択
これで設定は完了。あとは、バックアップを実行するだけです。
DAS でも半日かかると言われていますが、 NAS 経由はそれ以上に時間がかかり
そうです。4時間で 54GB 位の進み具合です。
ただ、あまりデータを HDL4 に集中させるのも危険ですね。重要なファイルは
別にバックアップしておかねば..